
目まぐるしく変化するIT業界において、企業が競争力を維持し続けるためには、常に新しい知識を取り入れ、お互いに学び合う文化が不可欠です。そこで、プロダクト部門では先日、エンジニア・プロダクトマネージャー(PdM)・デザイナーが一堂に会する社内LT会を開催しました!
開催の狙い:全員で高め合う学びの場づくり
今回のLT会は、部門全体の知識共有と交流を深め、プロダクト開発における連携を強化することを目的としています。異なる職種のメンバーがそれぞれの知見を発表し、質疑応答を通じて相互理解を深めることで、個人のスキルアップはもちろんのこと、組織全体の成長に繋がることを目指しました。
今回のLT会の発表内容
今回のLT会では、多岐にわたるテーマで発表が行われました。
| タイトル | 登壇者 |
|---|---|
| キーノート: 「アウトプットしようね」 |
エンジニアリングマネージャー あさしん |
| 「ゴルフから学ぶPdMの仕事術」 | プロダクトマネージャー えんまめ |
| 「モバイルアプリ、はじめの一歩」 | モバイルアプリエンジニア とんとんぼ |
| 「Ask Devinで変わる開発スタイル」 | フロントエンドエンジニア 森 |
| 「企画を動かすデザイナーの思考!『広げて絞る』アプローチ。」 | プロダクトデザイナー おたけ |
| 「Hotwireを導入しました!」 | プラットフォーム部バックエンドエンジニア 近藤 |
| 「5分でのぞく!セキュリティ窓口の舞台裏」 | プロダクト開発部バックエンドエンジニア じゅけい |
| 「生成AIでどの部署でも本業に集中できるチーム作り」 | Watchy事業部 エンジニア ゆんま |
通常業務がある中、クオリティの高いLTばかりで、運営チームとしては感謝してもしきれません...!
今回のLT会で行った取り組みの紹介
今回のLT会では、これまでの開催で得た学びを活かし、いくつかの新しい取り組みに挑戦しました。
事前アンケートによる発表内容の決定: 開催までの時間が限られていたため、今回は事前に振り分けた各チームで事前に「他のチームに聞きたいこと」をアンケートで収集しました。これにより、短期間でも他者に価値を提供できるGiveを意識した発表が揃い、誰かが聞きたい・興味のある学びを提供できました。
各チーム代表者からの登壇者選出: 過去は立候補形式が多かったのですが、各チームから1名ずつ登壇者を決めてもらう形式を採用しました。これにより、エンジニア、PdM、デザイナーといった様々な職種の発表をバランスよく聞くことができ、幅広い知見に触れる機会となりました。
キーノートセッションの用意: 当初予定していなかったキーノートセッションですが、プロダクト部門のEM(エンジニアリングマネージャー)との雑談の中で、アウトプットへの熱い想いを聞き、発表をお願いしました。アンケート結果では、このセッションが参加者にも刺さったことが分かり、思わぬところからよい発見がありました。
ハッシュタグを作ってXに投稿する: 社内勉強会ではあるのですが、ハッシュタグを作って公開OKな範囲についてはSNSへの投稿をOKにしました。何人かご協力いただきました!少しでも社外の皆さんに当日の雰囲気が伝わればうれしいです!「#スタメンテック」をご覧ください!
盛り上げグッズとしてペンライトとうちわを使う: 閲覧側もなるべく参加できる形にしたかったので、質疑応答の時間を設けたり拍手をお願いしたりはもちろん、盛り上げグッズとしてみんなにペンライトや応援うちわを渡して会場を盛り上げてもらいました。まさか登壇者も人生でペンライトで応援してもらう時が来るとは思わなかったでしょう...。(ノリのいいみんなに感謝です!)
オープニングの時点でぶん回してくれています🪄
#スタメンテック はじまりましたー! pic.twitter.com/Pe2IYVHdD8
— hisayuki (@hisayuki_mori) 2025年7月3日
開催した結果と今後の開催
開催後のアンケートでは、「専門外の分野を知れる機会になってとてもありがたかった」「真似してみよう、これできそうかもといったヒントになった」「どの発表も「いつか役に立つ」ではなく「今すぐ役に立つ」だったのがよかった」といった、ポジティブな感想が多数寄せられました。いただいたご意見を参考に、今後も継続的に勉強会を企画していく予定です。
今回は運営チーム3人のデザイナーとエンジニアの意志で開催していたのですが、以下のような感想もいただけて運営チームとしても開催してよかったです。
「組織のコミュニケーションを活発にし続けるのに努力と行動をしている方がいらっしゃって、良い組織が成り立つと感じました。自分もその一員になるように頑張ろうと思いました。」
さらに嬉しいことに、今回のLT会をきっかけに運営メンバー以外からも「エンジニア向けの勉強会を定期的に開催したい」という声が上がり、現在はその実現に向けて動き出しています。
私たちは、お互いが積極的に学び合い、それを発信し共有することを大切にしています。これからも、会社全体で成長し続けられるよう、学びの機会を積極的に作っていきたいと思っています。
最後に
スタメンでは、Rubyエンジニアに限らず全技術領域で、プロダクトを成長させていくエンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーの方を募集しています。
私たちの学び合う文化に共感し、一緒にプロダクトを創っていきたいと感じた方は、ぜひ採用情報もご覧ください!