こんにちは、スタメンの松谷(@uuushiro)です。 「Railsスタートアップがやってよかったこと」 というタイトルで、銀座Rails#1で発表してきました。その時の資料を公開します。
発表内容
https://speakerdeck.com/uuushiro/yin-zuo-rails-number-1-uuushiro
スタメンが創業してから約2年間のやってよかったことをまとめているので、以下のような内容に興味のある方はぜひスライドをご参照ください。
入れてよかったgem
- aasm (オブジェクトの状態遷移管理が簡単にできる)
- awesome_nested_tree (ActiveRecordでツリー構造を扱える)
- elasticsearch-model / elasticsearch-dsl (ElasticsearchをRailsで簡単に扱える)
- xray-rails (ブラウザ上でviewの構造を可視化してくれる)
- delayed_job / sidekiq (非同期処理)
使ってよかったツール・サービス
- imgix (画像専用CDN)
- Bugsnag (クラッシュレポート管理ツール)
- SendGrid (メールデリバリーサービス)
- Mailtrap (ダミーSMTPサーバー)
- Metabase (BIツール)
取り入れてよかった開発スタイル
- 定期bundle update
- レビューの自動化
発表の背景
今回、私が発表しようと思った理由としては2つあります。
1つ目の理由は、TUNAGの開発にはRailsやその他多くのgem使っていてますが、単に使うだけでなくフィードバックをして、Railsコミュニティの発展に少しでも貢献したかったからです。スタメンが創業した2016年に、「Railsベストプラクティス」のような内容の資料を参考にさせて頂き、とても助かりました。今回公開する発表資料で、どなたかの2018年版のRails技術選定の参考になれば幸いです。
2つ目の理由は、技術的な知見を発表することで、名古屋に閉じがちな弊社も、社外の多くのRailsエンジニアからフィードバックを得ることができ、それをもとに技術力の向上に繋がるのではないかと考えたからです。実際、発表中にもTwitterのハッシュタグで沢山のフィードバックを頂きました。ありがとうございました。懇親会でも多くのRailsエンジニアの方々と技術ノウハウの交換ができ、名古屋ではなかなかできない充実した時間を過ごせました。
まとめ
スタメンとして初めて東京の技術イベントで発表させていただいたのですが、想像以上にその場の空気や熱、そこで出会う人たちとの交流が魅力的で、本当に楽しかったです。これからどんどん東京のイベントにも参加したいと思います。このようなきっかけを作ってくださった運営スタッフの皆様、ありがとうございました。