スタメンのエンジニアチームの VISION (目指している姿) と VALUE (価値観や行動指針)

こんにちは、スタメンCTOの小林です。

2019年3月1日に、スタメンのエンジニア全員で合宿を行い、スタメンのエンジニアチームが目指している姿(VISION) と 個々のエンジニアの価値観や行動指針(VALUE) を全員で話し合って決めました。

スタメンのエンジニアが作っている『TUNAG』の技術的な解説 と合わせると、スタメン開発チームの現在と将来をご理解いただけると思います。

スタメンの開発チームに興味をもってくださったら、ぜひ @lifework_tech に気軽にご連絡ください。オフィス紹介や詳細をお伝えさせてください。

なぜ合宿で決めたのか

現在、スタメンには、10名のエンジニアが在籍しています(入社予定者含む)。この10名は、プログラミングが好きで、成長意欲に溢れ、スタメンで大きな仕事をしたいと思っているなど、多くの共通点があります。

とはいえ、各自のスタメンに入社するまでの経歴は様々ですし、それぞれ異なったすばらしい個性もあります。現在スタメンで担当している役割・領域も異なります。

今後、TUNAGの大規模化により技術的な難易度は上がり、新規事業では一層スピードが求められ、エンジニアメンバーが増加することで多様性が増していく、など様々な課題が待っています。

これらの課題に対応するためには、各エンジニアは一層の成長を求められ、開発チームとしてさらに結束する必要があります。そこで、開発チームとして目指す姿と、個々のメンバーに求められる考えや方針を固め、団結したチームで非連続な成長をしていきたい。こんな背景で VISIONVALUE を定めることにしました。

また、下記の理由で、創業期から現在に至るまでスタメンを支えてきたエンジニア全員が集まり、合宿という形でしっかり議論して決めることにしました。

  • 上意下達のチームではなくて、当事者意識に溢れたチームでありたい。
  • チームの規模的に、個々の強さに加え、チームの強さで勝負する時期に来ている。
  • イデアをみんなから募ることで、少しでも良いアウトプットにしたい。
  • 議論に加わることで、今後加わるメンバーに自分の言葉で伝えていってほしい。

前提となるスタメンの企業理念 と Star Way

株式会社スタメンの企業理念は『一人でも多くの人に感動を届け、幸せを広める。』です。

また、すべての部門の全員が大切にしている下記の5つの行動指針「Star Way」があります。

  • Finish Promise ・・・ 約束を守り、最後までやりきる
  • Work Bravely ・・・ 大胆に攻め、挑戦や失敗を讃える
  • Take Ownership ・・・ 当事者意識を持って、自らが率先する
  • Say Niceplay ・・・ 素直に認め合い、強みでチームを引き上げる
  • Enjoy Together ・・・ ワクワクを大事に、一体感を楽しむ

今回、合宿で決めた VISIONVALUE は、上位概念として この企業理念 と Star Way が存在し、エンジニアに合わせてさらに具体的にしたものになります。

スタメン開発チームのVISION (目指している姿)

エンジニアリングで事業の成長を牽引する

経営理念に掲げた『一人でも多くの人に感動を届け、幸せを広める。』を実現するために、目指している開発チームの姿がこの VISION です。

エンジニアが事業を作り、事業によって多くの人に感動を届け、幸せを広めたい。また、開発チームが提供する「ものづくり力」が事業の成長を牽引する存在でありたい。

エンジニアのみんなで話しましたが、目指している姿にずれはなく、シンプルで当たり前な内容になりました。

スタメン開発チームのVALUE (価値観と行動指針)

VISION を実現するためには、高い技術力と強いチームワークを持った開発チームが必要で、メンバーに求められる価値観や行動指針を定めた内容が 以下の VALUE になります。

  • ユーザー目線で考える
  • 失敗に向き合う
  • 本音で伝える
  • 誇りに思えないなら十分でない
  • わくわくを心に

順に説明させてください。

ユーザー目線で考える

多くの人に感動を届け、幸せを広めるためには、ユーザーが抱くプロダクト(事業)に対しての期待値を超える必要があります。

そのためには、プロダクトに作り手としての意思を込めつつも、常にユーザー目線で考える必要があります。合宿で話した全員が「ユーザーファースト」な考えを、価値観として最優先していました。

失敗に向き合う

エンジニアの仕事には、不具合や障害など失敗はつきものです。でも、その失敗から目をそらしてはだめで、正面から向き合わなくてはなりません。

できる限り失敗しないよう、根性ではなくエンジニアとして創意工夫する。それでも失敗したときには、真摯に失敗に向き合って対応し、失敗から学びを得られるエンジニアでありたい。

本音で伝える

どれだけ優秀なエンジニアであっても一人では限界があります。エンジニアリングで事業の成長を牽引するためには、チームで結束する必要があり、スタメンの開発チームでは非常にチームワークを重んじています。

チームとしての結束を強くするために何をVALUEに加えるべきか。議論した結果が「本音で伝える」でした。

レビューや議論など様々な場面において、遠慮して本心を伝えないチームよりも、厳しいことも本音で伝え合えるチームでありたい。そのためには、お互いに一人のエンジニアとして対等に向き合い、リスペクトし合うことが大切と考えています。

誇りに思えないなら十分でない

エンジニアとして、プロフェッショナルな仕事をしたい。そのためにも、常に高いレベルの仕事を目指し、一つ一つの成果物に対して誇りを持てる仕事をしたい。「誇りに思えるか」と問われたときに躊躇するようであれば、それは十分な仕事ではないと考えています。

また、成果物に限らず、チーム、プロダクト、実績など、何に対しても誇りに思えるぐらいの仕事をしたいと考えています。

わくわくを心に

エンジニアリングは本当に楽しい仕事です。技術で困難な問題を解決したり、プロダクトを多くのユーザに使ってもらえることは、本当にわくわくします。わくわくを常に感じ、エンジニアという仕事を楽しみたい。

わくわくなエンジニアが集まって、わくわくなチームになる。そんな現場でありたいです。

合宿の風景

記念に写真を撮ったので、合宿の風景をご紹介します。

各自事前に考えてきた、VISIONVALUE の案とその考えをそれぞれ発表し、全員でカテゴライズや優先順位を付けて集約していきました。

いつもどおり和やかな雰囲気で始まりましたが、思いのこもった発表と議論は真剣でした。

合宿後は懇親会でした。本音で語り合った後で、みなさん良い笑顔です。

最後に

今回は、スタメンのエンジニアチームの VISION (目指している姿) と VALUE (価値観や行動指針) をご紹介させていただきました。スタメンのエンジニアが作っている『TUNAG』の技術的な解説 と合わせて、スタメン開発チームを、少しでも知って、ご理解いただけたら嬉しいです。

VISON や VALUE は、掲げただけでは意味がありません。経営理念に掲げた『一人でも多くの人に感動を届け、幸せを広める。』を実現するためには、常に VISIONVALUE を意識して、日々の仕事の中で実践していきたいと思います。

スタメン開発チームは、世界中に誇れる素晴らしいチームです。本当に頼もしい仲間たちが集ってくれました。でも、まだ10名です。もっと頼もしい仲間を集めて、エンジニアリングで世の中に感動と幸せを広めたいと思っています。

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