Rails 7.1 リリース後 1.5 時間での移行と今後

こんにちは、スタメンの @natsuokawai です。

今日は Rails World 2023 @アムステルダム の Day 2 ですね。
X(Twitter)のポストを見ていても現地の熱が伝わってきて、私も来年の Rails World にはぜひ参加したいと感じています。


さて、そんな Rails World の開催中、10月5日の日本時間の17時過ぎに、Rails の最新バージョン 7.1 が公開されたことを知ります。
その時点ですでに弊社のサービスTUNAG(ツナグ)も Pre-release バージョンでリリース準備を進めていたところでしたので、発表のタイミングに戸惑いながらも、無事 7.1 に上げることができました。

バージョンを 7.1 に上げたときの Slack 投稿

前回のブログでもお伝えした 6.1 から 7.0 まで上げる作業には、リリースから500日以上経過した状況で着手し、そこから3週間ほどの時間を要しました。
一方で今回は、正式版リリース後1.5時間で追従することができ、作業にかかった時間は3日ほどと、大幅な時間短縮を実現できています。

これでタイムリーに最新版に追従できている状態になったので、今後は計画的にバージョンアップを行っていきたいです。

常に最新版を使っていれば更新時の差分も少なく、大規模なプロジェクトの必要もなく日々の作業の中で追従しやすくなります。
その分不具合に遭遇するリスクも増えるかもしれませんが、問題の改善や報告を通じて Rails コミュニティにフィードバックすることで、コミュニティへの貢献もしていきたいと思っています。


最後に宣伝をさせてください。

スタメンは今月末の Kaigi on Rails 2023 に Ruby スポンサーとして協賛しています。
私も現地にいますので、会場でお会いできた際はぜひお話ししましょう!

また、スタメンではエンジニアを募集しています。興味を持っていただけましたらぜひ下記からご応募お待ちしております。

herp.careers