エンジニアサマーインターンシップ 2023 実施レポート

こんにちは、CTO室 エンジニアHRチームのがせ(@gasekao96)です。

スタメンでは、"Expand your Horizon."をテーマに8月と9月にそれぞれ2週間のエンジニアサマーインターンを実施しました。

インターンには合計8人のメンバーが実際の開発チームに参加。 MacBook Air M2 24GB、32インチ 4Kモニター、各自が希望するマウス/トラックパッド、ハーマンチェアーなどの開発デバイスが貸与され、社員と同じ環境で、そしてプロダクションコード上で開発タスクに取り組みました。

本エントリーでは、プログラムの内容と参加した学生の感想をご紹介します。

インターン初日

初日の出社後は全員集まって自己紹介や、CTO松谷からの事業説明をうけるオリエンテーションを行いました。 事業説明では、TUNAGユーザーの解像度を上げてもらうために導入事例動画を交えて紹介がありました。

オリエンテーション後は、”ニューメンバーランチ制度”を利用して、各開発チームメンバーとランチに出かけました。 この制度は1人のニューメンバーに対して2回利用することができます。2回目のニューメンバーランチでは、他の開発チームやビジネスサイドのメンバーとも出かけて、技術や趣味の話で盛り上がっていたようです。

チーム横断で行われたランチの様子

午後からは、いよいよ開発チームとしてのキックオフ。インターン期間の目標設定、チームビルディングや開発環境の構築を行いました。

2日目以降 開発期間

2日目以降はいよいよ、フロントエンドリプレイスやパフォーマンス改善といったそれぞれの開発タスクに着手し始めます。

開発期間に入ってからは、続々とインターンメンバーによるPRが作成されていました。 メンターからのコードレビューは妥協無しで厳しく行われ、時にはチーム外のメンバーからもレビューをもらう機会があったようです。

インターン期間中、日々の気づきや共有したいトピックがあればTUNAGの日報に投稿してもらっていました。

PR粒度やPR前の自己レビューといったチーム開発をする上での心掛けや、技術課題に詰まった際に前提を見直す/立ち返る、また質問の仕方を工夫するなど、日々の学びがたくさん共有されていました。インターン生だけでなく、スタメンのエンジニアメンバーも改めて自身の振る舞いを見直すいいきっかけになったのではないかと思います。

さらに、日報の中で近隣のおすすめ飲食店をスタメン社員に質問したりと積極的にコミュニケーションを取る姿も見られ、日々投稿へのコメントも盛り上がっていました。

また開発以外では、CEOとの対面1on1や懇親会、部活に所属するメンバーなどの有志によって企画されたゲーム大会などが行われました。 ランチタイムを利用して行われたゲーム大会では、参加せずにご飯を食べながら見守るメンバーも多数。 開発する中では話す機会の少ないビジネスサイドのメンバーや役員メンバーとのコミュニケーションを通じて、スタメンの雰囲気やカルチャーも存分に感じてもらえたようです。

部署を超えてゲームに興じるみなさん

インターン最終日

最終日には、オンラインでエンジニアメンバー全員の前での成果発表会が行われ、実装した機能・ページやパフォーマンス改善の成果、得た知見や開発の苦労などを各々のスタイルで発表が行われました。

発表の様子

プロダクトへの理解度やリリースまで完遂する実装速度の速さには、スタメンのエンジニアメンバーから驚きのコメントがたくさん寄せられました。

成果発表後はメンターとフィードバック面談を行い、インターン完走を賞賛するスタカネを鳴らし、全ての工程が終了です。 初日は緊張気味の堅い表情の皆さんでしたが、最終日にはリラックスした表情で過ごしている姿がとても印象的でした。

インターンメンバーからの感想

最後に、インターンメンバーからもらった感想をご紹介します。

フロントエンドリプレイスプログラム 土佐さん: フルタイムのインターンに参加させていただくのは今回が初めてで、時間内に与えられたタスクができるのかとても不安でしたが無事インターンを終えることができました。 メンターの方をはじめ、エンジニアの皆様からは技術的に学ぶことも多く、今後の私の糧にさせていただきたいと思います。 また、ビジネスサイドの社員さんやインターン生と関わることも多く、普段しないような話もたくさんさせていただきました。 2週間という短い期間ではありましたが、社内雰囲気や、社員さんの人となり、また技術的なことなど本当に多くのことを学べ、実りあるインターンとなりました。 この結果にはスタメンの社員さん皆様の協力無くしてはできなかったことだと思います。 改めまして2週間という短い期間でしたがお世話になりました。

(土佐さんは、自身のブログでもインターンについての記事を投稿してくれました。取り組みや、感じた社内の雰囲気についてもかなり深く書いていただいたので、ぜひご一読ください!)

ブログ:株式会社スタメンのインターンシップに参加してきました!

フロントエンドリプレイスプログラム 大橋さん: あっという間の2週間でしたが、インターンに参加出来てとてもよかったと感じています。出社する形でのインターン自体あまり経験がなかったのですが、おでんチームを含めた皆さんがあたたかく迎え入れてくれたおかげで、すぐに打ち解けることが出来ました。 今回のインターンのテーマとして、技術面の成長とコミュニケーションということを軸にしていましたが、どちらも学ぶことができました。技術面に関して細かい部分は省きますが、アプリを開発する際の生産効率の上げ方、拡張性、保守性など、実際に運用されているTUNAGの開発に携われたからこその学びが多くありました。コミュニケーションに関しても、懇親会など会社側で用意してくれた企画などもあり、エンジニアサイドに限らず多くの人とコミュニケーションをとることが出来てよかったです。また、CEO、CTOと直接話せる機会もあり、2週間でやれることは全てやれたというのが率直な感想です。最後に、今回のインターンは遠方から参加しましたが、名古屋のグルメなどを堪能できたのもよかったです。

フロントエンドリプレイスプログラム 中村さん: 技術的にも、人としても成長できたインターンになりました。 技術的には、特にフロントエンドのテストに関して大きく成長できました。メンターの方にはかなり丁寧にコードレビューをいただき、それを通してテストケースの網羅性や特定のケースの見落としについての意識が向上しました。インターン参加前はフロントエンドのテストを書いたことがありませんでしたが、インターンを通じて全てのテストケースを網羅する重要性を認識し、その意識が高まりました。 人としての成長として、チームで開発する際の意識が改善されたと思います。初見の人にとって、このPRではどこまでを実装したのか、このコンポーネントは何に使われるかなどを分かりやすく書くことを意識できるといいねといったレビューをいただきました。チームでの時間を増やすためにも、初見の人にとって分かりやすい情報共有を心がけるようになりました。 スタメンさんのインターンに参加して、多くのものを吸収できたと思います。今回身につけたことを今後の開発にどんどん活かしていきたいです。

フロントエンドリプレイスプログラム Kagariさん: 開発しやすいと思ったのと社員の人柄がとても好きだなと感じました。というのも開発の中で疑問に思ったことや改善点を本音でぶつけ合うことができ、制作向上に繋がっていると感じたのと開発以外でも雑談を行ったり冗談を言い合える関係で楽しめたためです。 また私が携わったのはフロントエンドのリプレイスでアーキテクチャやコードの品質周りで深く学べたので参加してよかったと思いました。

パフォーマンス改善プログラム 大石さん: 今回のサマーインターンでは、実際に運用されていて、利益を上げているプロダクトのパフォーマンス・チューニングを体験させていただき、非常に貴重な経験をさせていただきました! 実際にユーザーがいるサービスであるからこそ、表示速度を削った際のインパクトを想像しやすく、「ユーザーのために」とモチベーションが向上していくのを感じました。 これまではサービスやプロダクトを「作っていく」過程を多く経験してきましたが、サービスのフェーズが違えばやることが違うことや、運用フェーズで組織内で行っていることの解像度が高まりました。 また、パフォーマンス・チューニングを行うことで可読性が下がるため、トレードオフの関係になっていることや、その中でもパフォーマンス・チューニングをやってよかったと思えるように、アクセスログなどを用いてデータをもとに意思決定することの大切さに気づくことができました。 ランチや懇親会などで、ビジネス職の方と関わることもでき、スタメンの文化や他業種のことも知ることができました!

パフォーマンス改善プログラム 近藤さん: 今までバックエンドを触った経験はなかったのですが、メンターの方に沢山サポートいただき、パフォーマンス改善を行うことができました。 定量的に成果が見えるので、とても楽しい2週間でした。

2週間のプログラムを終えてスタカネを鳴らす様子

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