株式会社スタメンでiOSエンジニアをしている青木 (@38Punkd)です。
スタメンは、2024年3月22日~24日の3日間、ベルサール渋谷ファーストにて開催される「try! Swift Tokyo 2024」に初めてスポンサーとして協賛し、ブース出展をしました。
今回はカンファレンスやブースの様子をご紹介できればと思います!
try! Swift Tokyo 2024、2日目終了。最高のセッションをありがとうございました🥳明日はワークショップの開催です。try! Swift Tokyo 2024, Day 2 has ended. Thank you for the amazing sessions. Tomorrow we have workshops. #tryswift pic.twitter.com/lp9bUzu8gf
— try! Swift Tokyo (@tryswiftconf) 2024年3月23日
try! Swift とは?
try! Swift は、Swiftとその周辺技術に特化した、世界規模のカンファレンスです。
毎年、日本を含む世界各地で開催され、世界中のSwiftに関わる開発者が集まり、最新の技術やベストプラクティスについて学び、交流する場となっています。
基調講演・技術セッション・ワークショップ・ハッカソン・スポンサーブースといった内容がベースになっています。
私の肌感ですが、英語話者が3~4割はいたのではと思う程、当日は多くの国籍の方が会場にいらっしゃいました。
ユニークなオープニングと共に始まる
『SWIFT PUNK』登場!!
昨年AppleがWWDCで空間コンピュータ Vision Pro を発表して以来、私は Vision Pro を生で見るのは初めてでした。
なのでその感動もありつつ、どこか見覚えのある見た目で現れた御三方を前に、会場は一挙に笑いに包まれました。
個人・企業スポンサー一覧発表の際には、スタメンのロゴをしっかり私のiPhoneに収めました。
スポンサーブース
展示されてあるSwift UIのコードから、プレビュー表示されるとどうなるかを実際にペンで書いて正解数を競うコンテンツや、抽選器を回して賞に応じて景品がいただけるなど、各社様皆、ブースを訪問した方が楽しめるコンテンツが盛りだくさんでした。
弊社社員も大はしゃぎでした。
(左)RevenueCatのぬいぐるみをゲットして喜ぶエンジニア
(右)メルカリブースではしゃぐエンジニア
スタメンもブース出展はこれまで何度か行なってきましたが、今回は、昨年10月に弊社アプリ『TUNAG』でリリースした新機能『TUNAG ベネフィット』をブースコンテンツに用いました。
この機能は、様々な企業様の商品をお得に購入できるクーポン券を弊社アプリ上で発行できる機能です。
この機能で抽選もできるようになっています。
ブースに遊びにくださった方には、弊社アプリを実際に触ってもらい、抽選も楽しんでいただきました。
技術セッション
1, 2日目がセッション、3日目がワークショップ形式でした。
TCA(The Composable Architecture)のメンテナーであるBrandonさん(@mbrandonw)、Stephenさん(@stephencelis)による、Swift 6.0から登場したマクロのテストの仕方や、
fastlaneのリードメンテナーであるJoshさん(@joshdholtz)による、コード署名を楽しく理解する方法をはじめとする多くのセッションが開催されました。
iOS開発者ならおそらく誰もがご存知の方のセッションを生で聴けるのは、やはり会場でしか得られない経験の一つでした。
その中でも私個人として特に印象が大きかったセッションは、omochimetaruさん(@omochimetaru)の、『Swiftの型推論を学ぼう / Learning Swift's Type Inference』です。
私は普段、iOSアプリ開発をしている中で、コードの可読性やコンパイル速度を向上させるために、型推論を適切に使うよう心がけていました。
しかし、その推論がどのような法則や仕組みによって実現されているのかはコンパイラレベルで調べた事がありませんでした。
そのため、omochimetaruさんの発表内容はどれも私にとって新しく、とても興味深かったです。
📣 try! Swift Tokyo 2024 Session Start 📣
— try! Swift Tokyo (@tryswiftconf) 2024年3月23日
"Swiftの型推論を学ぼう / Learning Swift's Type Inference"
🗣️ by @omochimetaru 👏 #tryswift pic.twitter.com/IfYC6vG9Mp
最後に
国籍関係なく、他のエンジニアの方と英語でSwiftやiOS開発のお話ができたのは、またとない貴重な機会でした。
また初めて英語メインでブース対応をしたこともあり、慣れない部分も多かったですが、参加者の皆さんとてもお優しく、たくさん交流する事ができました。
世界の開発者の方々から知見と英気をいただいたので、これからもiOS開発を頑張っていこうと思います!
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