iOSDC Japan 2024 にスポンサーとして参加しました!

iOSDC Japan 2024 の集合写真

こんにちは!TUNAG iOSアプリ開発担当のおしん (@38Punkd)です。

スタメンは今年はシルバースポンサー枠での協賛なのでブース出展はありませんが、 モバイルチームの朝倉(@asashin227)、プロダクトHRの東岡(@Tooka_91)と私の3名で会場に現地参加してきました。

昨年の参加報告はこちら 👇

tech.stmn.co.jp

今回はブースをまわるだけでなく、セッションを聴く時間も多く確保できたので、色々なセッションを聴いて周りました。

その中でも私個人として印象に残ったセッションをピックアップしました。

Day 0 - 前夜祭 8/22

App Clipの魔法: iOSデザイン開発の新時代 by log5

App Clipを使った、アプリデザインの共有方法の紹介がありました。

App Clipとは、iOS 14から搭載された機能で、特定のタスク等を素早く行うためのミニアプリのことです。

完全版のアプリをインストールせずに使用できるので、レストランでの注文などに使われることが多い印象です。

developer.apple.com

本セッションでは、この手軽さを利用してプロトタイピングツールとしての利用を紹介されていました。

新規に実装したUIコンポーネントをApp Clipで表示することで、デザイナーは、実際にiPhone端末上で、そのUIコンポーネントに集中して、触ることができます。

画面より小さい単位のUIに対して特にフィードバックを得やすく、とても斬新なアイデアだと感じました。

fortee.jp

Day 1 - 8/23

iOS/iPadOSの多様な「ViewController」の徹底解説と実装例 by haseken

iOSのViewを実装する際には必ずどこかしらでお世話になるUIViewControllerにまつわるお話でした。

UIKitだけでなくMapKit等の他のiOS向けUIフレームワークも合わせると、なんと80種類以上のViewControllerのサブクラスが存在していて驚きました。

私はiOS開発を始めてまだ2年半でまだまだiOS開発の歴史に疎かったので、とても勉強になりました。

fortee.jp

Day 2 - 8/24

Swift 6のTyped throwsとSwiftにおけるエラーハンドリングの全体像を学ぶ by koher

スタメンもSwift 6への移行準備を進めていますが、Strict Concurrencyへの対応だけでなく、Swift 6から使えるようになる新しい言語機能も、積極的に取り入れていこうと考えています。

その上で、Error型に準拠した型のエラーを投げる「Typed throws」は、どのタイミングで使用すべきか気になっていました。

koherさんのセッションでその疑問が解消されただけでなく、エラーハンドリングの基本的な考え方を学ぶことができました。

早速、今後のモバイルアプリ開発に活かせられそうです!

fortee.jp

最後に

今年のiOSDCはSwift 6やクロスプラットフォームの話題が例年より多く感じ、iOS開発の時代の流れを感じました。

LT大会はユニークな発表ばかりで、終始目を丸くして見ていました。

懇親会では、昨年のiOSDCでお会いした方と今年もお会いしてお互いの近況をお話することができ、楽しく過ごすことができました。

昨年とは違った形で参加した今年も、暑い夏に負けないパワーを会場から頂きました!!

運営の皆さま、本当にお疲れ様でした!

LT用のサイリウムを配られ、待てずに点灯させちゃう筆者

(LT用のサイリウムを配られ、待てずに点灯させちゃう筆者)

参加メンバーの感想

朝倉(@asashin227)

今年もiOSDCに参加できて非常に嬉しく思います。

今年はSwift 6対応やクロスプラットフォームの発表が目につき、直近の弊社の開発状況と似た課題を抱えた方が多い印象を受けました。

普段の開発の割合が多くはないため、必死に食らいつきながら発表を聞いていました。

昨年はブース運営を行なっていましたが、今年はフルで参加できたため久々のお祭り感を存分に楽しむことができました。

また来年、お会いできることを楽しみにしています。

東岡(@Tooka_91)

個人的には初iOSDC参戦、かつ今回はブース運営がなかったので、純粋に参加者の目線でも楽しむことができました。

私はエンジニアではないので、非エンジニアでも楽しめそうなセッションを選びながら参加していました!

技術的な知見がないとちょっと厳しいかなと思っていたのですが、4ラインのセッションのうち少なくとも1セッションは、技術的な知見の少ない私でも楽しめるものであり、普通に楽しめました。

スポンサー側の体験としても、運営の方が丁寧なコミュニケーションを取ってくださり、事前準備は決して多くありませんでしたが、スムーズに不安なく当日を迎えることができました。

改めてありがとうございました!来年もぜひ参加したいと思います。

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