try! Swift 2019 Tokyo 2日目 に参加しました!

こんにちは! スタメンでiOS/Androidアプリエンジニアとしてインターンをしているカーキ @khaki_lit です! スタメン開発ブログに登場するのは初めてになります.現在は主にTUNAGのAndroid版を開発していますが,以前はiOS版のTUNAGチャットの開発にも少し関わっていました.

try! SwiftとはTUNAGのiOSアプリでも使用されているSwiftという言語の国際的なカンファレンスとなります.私は2日目(26日)の方に参加してきました.初日のレポートは @temokiこちら の記事で書いています.

近くて遠い世界

自分はtry! Swiftのような国際的なカンファレンスに参加するのは初めてだったのですが,今回感じたのが世界の近さと遠さです.

世界の近さ

自分たちと同じようにSwiftという言語を使ってiOSアプリを開発しているエンジニアが世界中にたくさんいるんだと認識し,世界の近さを感じました.私は普段OSSなどに参加していないため,アプリを開発していて世界を感じることはありませんでしたが,Swiftのコミュニティは世界中に広がっていて,自分もその一員なんだと今回参加して実感しました.言葉も国籍も違う人々と『Swift』という共通言語を通じて話せることに感動しました!

世界の遠さ

その一方で世界への遠さも同時に痛感しました. 世界で活躍するエンジニアの発表は本当にどれもすごくて,今の自分には理解できないようなレベルの話もあり,自分の未熟さを突きつけられました.

個人的に衝撃を受けたスピーカーが18歳で発表時高校を卒業したばかりという@kateinoigakunさんです. 自分は大学生で若いしまだまだこれからだとばかり思っていましたが,自分より若い世代が世界的なカンファレンスで英語で堂々と発表しているのを生で見たことで自分自身もっと力をつけてこのようなカンファレンスに立ちたい!と強く思いました.

印象深い発表

どれも素晴らしかったのですが,特に印象に残っているのがMayuko Inoueさんの発表です.彼女はSwiftの技術的な話ではなくiOSデベロッパーの多様性の話をされていました.

iOSデベロッパーの多様性?と思われるかもしれませんが,事実iOSアプリはMacでしか開発することができず,デベロッパー登録にも多額なお金が必要なiOS開発者は欧米とアジアにしかほとんどいないそうです.格差問題は個人の力ではどうしようもできませんが,彼女は自らのエンジニアとしての生活をYouTubeを通じて紹介することでエンジニアの生態を知ってもらう取り組みをしています.シリコンバレーのエンジニアの1日を紹介したこちらの動画など 自分たちを紹介することで知らない人にとっては謎に満ちたエンジニアという職業を少しでも知ってもらい,エンジニアに対するハードルを下げる取り組みです.

スタメン自身もこの技術ブログを通じてスタメンのプロダクト部及びエンジニアの日常や使っている技術などを紹介し,少しでもスタメンに興味を持ってもらえたらと考えているためリンクする部分がありました.そしてこれから個人でも発信していきたいと改めて感じました.

最後に

私が参加したのは2日目と3日目のワークショップでしたが普段名古屋では得られないような刺激をたくさん受けました.2日目のアフターパーティーや3日目のワークショップで東京や海外のエンジニアの方とお話しできたのもエキサイティングな経験でした!