スタメンが主催で開催しているモバイル開発の勉強会「mobile.stmn」が1周年を迎えました

はじめに

株式会社スタメン、プロダクト開発部モバイルアプリGでAndroidアプリを開発しているカーキ(@khaki_ngy)です。最近は、Google Gemini API ディベロッパーコンペに出すアプリを個人開発しており、賞品のデロリアンを狙っています🤩

スタメンでは名古屋のモバイルアプリ開発メンバーが主体となってmobile.stmnというモバイルアプリ開発のオフラインの勉強会を主催しています。mobile.stmnは隔月で開催しており、前回の開催でちょうど1年が経ちました。

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今回のブログでは、mobile.stmn の1年間の振り返りと今後の展望について紹介をしていきます。

mobile.stmnとは

この勉強会は、モバイルアプリ開発に携わる人・関心のある人を対象としたLT会です。社員1名と一般公募4名の計5人がLTを行い、モバイルアプリ開発に関する経験や知見を共有しています。LTのテーマはモバイルアプリ開発に関わることであれば自由です。過去にはモバイルアプリ開発の言語やフレームワーク、CI/CD、開発ツールに関することなど様々な発表がありました。

LT後は懇親会も設け、参加者同士が交流できる場を用意しています。お菓子やドリンクなどを用意し、和気藹々とした雰囲気で交流を楽しんでいます。

イベントの様子

イベントはスタメン名古屋本社のイベントスペースを利用して開催しています。

これまでのイベントについて

過去の登壇内容に関してはこちらのConnpassのイベントページをどうぞ

スタメン名古屋本社のイベントスペースは無料で貸し出しも行っており、毎日何かしらのイベントが開催されています。

スタメンイベントスペースの様子

イベントスペースの利用に関心のある方は、こちらの資料もご覧ください。

株式会社スタメン イベントスペース貸し出しについて

開催の背景

mobile.stmnを開始しようとしたきっかけは名古屋のモバイルアプリ開発を盛り上げたいと思ったからです。

まずmobile.stmnを開始した2023年には名古屋でモバイルアプリ開発に特化した勉強会がほとんど無い状態でした。またちょうどその時期はコロナによって勉強会が中止になっている勉強会も多々ある状況でした。

勉強会は社外の開発者のLTを聞いたり、交流する絶好の機会です。社外の開発者との技術交流などを通じて得た新たな知見を普段の開発に活かしたり、交流によって開発へのモチベーションも得ることができます。自分もオンライン・オフライン問わず様々な勉強会に参加して、学びを業務に活かすことはもちろん、交流という点でも楽しんでいます。

また勉強会をコミュニティとして考えると、地域に活発なコミュニティがあることも重要だと思っています。勉強会という場があることで、モチベーションが上がるだけでなく、同じ技術を学んでいる人が周りにいるんだ!ということも力になると思っています。自分個人の経験としても、学生の時に名古屋のモバイル開発の勉強会に参加をして、たくさんの勇気をもらったという経験が今のエンジニアとしてのキャリアに大きく寄与しています。

1年間開催してきた振り返り

1年間 mobile.stmn を運営してみて、いくつか気付きがあったので紹介していきます。

参加者を集めるのは大変

名古屋でモバイル開発の勉強会を始めて、一番最初に壁にぶつかったのは、参加者集めでした。

名古屋にもモバイル開発に携わるエンジニアの方はいらっしゃいますが、やはり東京や大阪といった大都市圏に比べると数は少なく、イベントの参加者集めには苦労しました。

イベントの初期段階では、他の勉強会に登壇し、自分の主催する勉強会を紹介したり、X(旧Twitter)などのSNSで積極的に情報発信したりするなど、イベントを知ってもらうための活動に力を入れていました。

これらの経験から、イベント告知の重要性を改めて実感しました。

チームでの勉強会の運営

mobile.stmnは自分個人ではなく所属しているモバイルアプリ開発チームの名古屋メンバー全員で運営をしています。

自分がやりたいです!と始めた勉強会ですが、一緒に主催しているチームのメンバー全員で取り組むことができたからこそ、ここまで継続して開催することができたと思っています。 勉強会1回をとっても当日の司会や受付、connpassページの作成、飲食物の購入など様々な準備が必要であり、1人の力で運営することは難しく、ましてや継続していくことは困難です。

きっかけ自体は自分だったものの、運営をチーム全員で取り組むことができたからこそ、ここまで継続できたと思っています。

定期的に登壇の機会を作ることができる

このイベントでは、毎回社員がローテーションで登壇し、日頃の業務で得た知見や、新しい技術についての調査結果などを発表しています。発表したいテーマを持ち寄ることもあれば、チームでローテーションを組んで発表の機会を均等に与えることもあります。

この仕組みのおかげで、社員一人ひとりが定期的にプレゼンテーションの機会を得られるようになり、自然と『次は何を発表しようか』と、日々の業務や技術調査の際に発表ネタを探し始めるようになりました。

また、登壇経験が少ないメンバーにとっても、このイベントは貴重な機会となっています。主催イベントということもあり、外部のイベントに比べて参加のハードルが低く、リラックスした雰囲気の中で発表できるため、プレゼンテーションスキル向上のための良いトレーニングの場となっています。

継続は力なり

mobile.stmnは、この7月に1周年を迎えました。1年という月日が経ち、リピーターの方も増え、少しずつコミュニティが形成されてきたことを実感しています。

定期的な勉強会を通して、参加者が継続的なつながりを確認する場としても機能していることに気付いてきました。 継続的に交流を行うことのできる場があると、2回目、3回目に参加した時に「前話してたあれどうなったんですか?」という会話など継続的なものとして交流を行うことができます。

技術的なスキルアップはもちろん、同じ目標を持つ仲間と交流することで、開発に対するモチベーションが向上し、日々の業務にも良い影響を与えていると感じています

今後に関して

今後も、隔月で開催しているLT形式のイベントを継続しつつ、新たな試みとしてワークショップ形式のイベントを企画検討中です。名古屋のモバイルアプリ開発コミュニティの拡大を目指し、モバイルアプリ開発に興味のある初心者の方々にも参加しやすい工夫を考えています。

mobile.stmnの次回の開催は、9月6日を予定しています。

次回イベント

下記のコンパスページで募集を開始していますので、参加をお待ちしています。

stmn.connpass.com