2019年4月に新卒入社した、フロントエンドエンジニアの渡邉です。 8/6に開催された「ヤフー名古屋 Tech Meetup #3 - Webフロントエンドを支えるノウハウ」に登壇してきました。 そこで発表した内容と、自分がエンジニアとして初めて登壇して感じたことを今回記事にしました。
目次
- 登壇内容
- Reactのバージョンを上げた経緯
- バージョンを上げた時のハマりポイント
- 登壇して感じたこと
- おわりに
登壇内容
今回話した内容は、「Reactのメジャーバージョンアップ ~React-Railsを使った事例~」です。 バージョンを上げようと思った経緯、実際にバージョンを上げるまでにハマったポイント、バージョンアップをした後の対応について話しました。
https://speakerdeck.com/yun8boo/react-version-up
今回の記事で全てを話すと長くなるため、一部をご紹介します。 詳細はスライドを見ていただければと思います。
バージョンを上げた経緯
既存のReactのバージョンは15.4.2で、使いたい機能や関連ライブラリが使えませんでした。(ex. Fragment, Suspence, lazy, styled-components 等)そのため、バージョンを上げることに決めました。
バージョンを上げた時のハマりポイント
package.json
最初にpackage.jsonを見たのですが、Reactの新バージョンが記載されているのに、旧バージョンのエラーが起きていました。 その理由としてはwebpackのexternalsオプションでReactが設定されていたためです。
React-RailsをのReactが読み込まれていた
externalsで外部ファイルを見ていたため、cdnでReactが読み込まれているかと思いきや、React-RailsのReactが読み込まれていました。 そこで自分はReact-Railsが使われていることに気づきました。
今回バージョンを上げて感じたのは、「開発環境をちゃんと知ること」の重要性です。 最近は簡単に1コマンドとかで環境構築ができますが、実際にどのように構築されているかを理解しておかないと、自分のようにwebpackの設定で躓いたりして、調査に時間がかかり無駄な時間を過ごしてしまいます。 なので、環境を知った上で開発することが大事だと感じました。
登壇して感じたこと
登壇する前は、
- 「勉強会には参加しているけど、登壇やLTするのは気が引ける」
- 「自分なんかが発表しても需要があるのか」
と考えてしまい、苦手意識を持っていました。 でも実際に発表してみると、同じ経験を実際にしている方がいたり、思っていたより需要があったため、今回登壇してよかったと思いました。
登壇を経て自信がつき、これからもガンガン発信していきたいと思うようになりました。 フロントエンド業界を盛り上げて行きたいと思います。
おわりに
今回の TechMeetup を経て、普段扱っている技術について、より深い知識を身につけることができ、改めて登壇して良かったと思いました。
スタメンでは、エンジニアチームの行動指針として「誇りに思えないなら十分でない」という指針を定めているのですが、今回の登壇資料を作成する時も意識しました。
エンジニアチームの行動指針についてはこちらをご覧ください。
行動指針に共感し、自分自身、そしてサービスを改善&成長していけるエンジニアを募集しています!
是非エンジニア採用サイトからご応募ください。
ブログを最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!!