try! Swift 2019 Tokyo 1日目 に参加してきました!

こんにちは、スタメンでiOS/Androidアプリのエンジニアをしている @temoki です。

TUNAG の iOS アプリはすべて Apple 発のプログラミング言語 Swift で書かれていますが、この3月にその Swift の国際カンファレンス try! Swift 2019 Tokyo が開催されました。アプリ開発の情報収集やスキル向上のために、昨年からスタメンのエンジニアもこのカンファレンスに参加しており、今回は私が参加してきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

国際色豊かな会場

開催場所はベルサール渋谷ファーストです。到着すると緑色のTシャツを着たたくさんのスタッフと、try! Swift キャラクターの Riko が出迎えてくれ、地下の会場の方に案内していただきました。

こちらがセッション会場です(1日目最後の写真撮影の時のものですが)。国内外からなんと900人の参加があったようです。海外からの参加者も非常に多く、国内でこれだけ国際色豊かなプログラミング言語に関するカンファレンスは希なのではないかと思います。

スピーカーによる素晴らしい発表の数々

このカンファレンスは主に招待スピーカーによる発表と、CFP の募集から選ばれたスピーカーによるライトニングトークが中心となります。司会進行は日本語と英語両方で行われ、発表も同時通訳が入るなどオーディエンスへの配慮も万全でした。特に同時通訳の質が高く、よくこれだけ専門的な内容をすぐに変換できるものだなと驚きました。おかげで英語が得意ではない私も発表内容に専念することができました。

個人的に刺さった発表の1つは @1024jp さんの native macOS application、またはAppKitの世界 です。以前に渡邊恵太さんの 融けるデザイン という書籍に感銘を受けたのですが、その内容が macOS のアプリケーションという世界で具体化されたような素晴らしい発表でした。@1024jp さんが開発されている CotEditor は masOS に最適化されてとても使いやすく、今も愛用しています。

そしてもう一つ、最も興味深かったのが @terhechte さんの Introduction to Swift Keypaths です。Swift の KeyPath 機能については私の知識は Swift 3 時代のもので止まってしまっていたので、型情報が保持される点など KeyPath が非常に強力なものになっていることに驚きましたし、それをジェネリクスプロトコルとは異なる抽象化の手段として用いてしまった点は目から鱗でした。

個人スポンサーがとてもオススメです

これは個人的な活動となりますが、このような良いコミュニティが今後も継続していくことに少しでも貢献できればと思い、個人スポンサーとして登録していました。すると、この写真のように開会時に紹介していただいたり、公式ウェブサイト、公式アプリ、そして会場の入り口のスポンサーボードなど様々なところでアイコンを掲載していただきました。スポンサーボードには皆さんサインされていたので私も書いてきましたよ。また、これによって他の参加者との会話のきっかけにもなりましたので、try! Swift の個人スポンサーはオススメです!

多種多様なスポンサーブース

try! Swift にはたくさんのスポンサーがついており、各社工夫をこらしたブースを出されています。写真は Cyber Agent さんの投票コーナーです。Application Architecture のところで私は VIPER に最初の一票を入れてきました。TUNAG の iOS アプリは VIPER アーキテクチャーを採用しています。このあたりはまた今度このブログで詳細を書きたいと思います。

このようなスポンサーブースで各社のサービスについて聞いたり、それを支えるエンジニアなどとも交流することができました。その中のトレタさんのブースで説明されていた、今月にリリースしたばかりの トレタnow という飲食店を当日予約で最短10分後に入れるというサービスが素晴らしかったです。飲食店等の予約管理をしているトレタさんだからこそできることですね。この日は参加者10人くらいで夕食に行くことになったのですが、早速このトレタnowで予約して、本当にすぐにお店に入れてしまいました。二次会会場探しなどにすごく役立ちそうですし、店舗としては空きを極力減らせて良いサービスだなと思いました。

最後に

私は都合により1日目だけの参加となりましたが、この1日だけで非常に多くの刺激を受けましたし、たくさんの素晴らしい発表によって多くの知見も得ることができました。スタメンはまだ創業期であるにもかかわらず、こういったカンファレンスにエンジニアを積極的に送り出していただけるのはとてもありがたいですね。

スタメンではこのような自己研鑽を奨励する文化があり、それをサポートする環境も整っているため、エンジニアが成長し、それがプロダクト開発に活かされるという良いサイクルが生まれていると思います!こんな環境の中で一緒に切磋琢磨してみたいと思っていただけたら、ぜひ こちら からご連絡ください。