こんにちは。スタメンでモバイルアプリ開発をしている @temoki です。
スタメンには 誕生祭 という制度があり、メンバーの誕生日には同じ部署のメンバーでお祝いし、その様子を弊社が提供しているサービス TUNAG で全社に共有しています。現在アルバイトで今年の春に新卒入社を予定しているエンジニアメンバーのために昨年に実施した誕生祭では、プロダクト部ならではの手作りのお祝いをしたので、その様子をお伝えしたいと思います。
計画
TUNAG にはメンバーの誕生日を事前にお知らせする機能があります。そのお知らせをトリガーに本人を除いたメンバーで社内のチャットグループを作り、そこでひっそりと準備が始まります。
スタメンの企業理念は
一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。
です。この理念について弊社代表の加藤は「感動は相手の期待を超えることで生まれる」とよく私たちに伝えます。この誕生祭でも期待を超えるお祝いができるように、その人が最近話していたことや、TUNAG のプロフィール、最近の投稿の内容などの情報を集めながら、プレゼントは何にするか?どうやって祝うか?のアイデアを出していきます。
今回お祝いするメンバーは Android アプリエンジニアです。彼のデスクにはドロイド君フィギュアを置いてあったり、個人でも Android アプリをリリースしていたりと、Android アプリ開発への愛がとても強いです。そこで、Android をテーマに皆でアイデアを出し合い、最終的には次のように計画しました。
- プレゼントは Boothのドロイド君キャップ
- そのプレゼントをドロイド君から渡す!?
- バースデーケーキの代わりに Android のこれまでのバージョンのコードネームとなったお菓子を全て揃える
準備
計画を元に、各メンバーが準備を進めていきます。プレゼントは発注するだけですが、残りの2つのアイデアが大変です。
ドロイド君ヘルメットを作る
プレゼントをドロイド君から渡すために、ドロイド君なりきりヘルメットを作ることにしました。元ネタはコチラ(あのドロイドくんヘルメット、設計書付きで誰でも手作り可)です。東急ハンズや100円ショップをまわって材料を集め、本人がいない時を狙って制作を進めていきました。
Android のこれまでのバージョンのコードネームとなったお菓子
Android は 2009年にリリースされたバージョン 1.5 から、頭文字がアルファベット順で始まるお菓子の名前が付けられています。毎年 Android の新バージョンのリリース時期が近づくと、Android アプリ開発者の間では次のバージョンのお菓子は何かを予測する話題で盛り上がりますね。
このコードネームが昨年リリースされた Android 10 で廃止されたこともあり、この誕生祭のお祝いのケーキの代わりに、これらのお菓子を全て揃えてみようということになりました。前日にメンバーでいろんなお店を回ってなんとか全て集めることができました。
参考 (List of Android version names)
Android ver. | お菓子 |
---|---|
1.5 | Cupcake (カップケーキ) |
1.6 | Donut (ドーナツ) |
2.0, 2.1 | Eclair (エクレア) |
2.2 | Froyo (フローズンヨーグルト) |
2.3 | Gingerbread (ジンジャーブレッド) |
3.0, 3.1, 3.2 | Honeycomb (はちみつ) |
4.0 | Ice Cream Sandwich (アイスクリーム・サンドイッチ) |
4.1, 4.2, 4.3 | Jelly Bean (ジェリー・ビーン) |
4.4 | KitKat (キットカット) |
5.0, 5.1 | Lollipop (ロリポップ) |
6.0 | Marshmallow (マシュマロ) |
7.0, 7.1 | Nougat (ヌガー) |
8.0, 8.1 | Oreo (オレオ) |
9.0 | Pie (パイ) |
当日
誕生祭の当日、オフィスフロアに突然バースデーソングが流れてイベントが始まります。まずはバースデーケーキの代わりの Android スイーツの登場です。ろうそくは Cupcake (Android 1.5) にさして消してもらいました!
そして、さらなるサプライズ。スペシャルゲストとしてドロイド君(をかぶったメンバー)が登場!ドロイド君になりきってプレゼントを渡しました。ドロイド君は踊りが得意 だよ!というフリで華麗?なダンスも披露してくれましたよ。
最後に本人から一言もらって誕生祭は終了です。この誕生祭を本当に喜んでくれて、来年からの正式入社に向けての意気込みを熱く語ってくれました!お祝いしたメンバーも、本人の笑顔を見てとても満足です。
さいごに
今回のエンジニアブログでは、普段はあまりお伝えできていないプロダクト部のハートフルなところをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。プロダクト部では技術やプロダクトはもちろん、チームや仲間ひとりひとりに真剣に向き合いながら開発を進めています。弊社ではこのチームの中で一緒に働いてくれるエンジニアを募集しています。ご興味のある方はぜひスタメンのエンジニアサイト stmn, inc. Engineers をご覧ください。