株式会社スタメンのCTOに就任しました。

こんにちは。松谷(@uuushiro)です。

先日コーポレートサイトにて、新経営体制のお知らせを公開させていただきましたが、3月より取締役CTOを務めていた小林 一樹が常務取締役VPoEに就任し、執行役員CTOには私、松谷 勇史朗 が就任しました。CTO と VPoE を分離することで、小林はVPoEとして組織と事業に、私はCTOとして技術に専念し、組織・事業・技術の意思決定の速度と精度の向上を実現していきます。

今回の就任にあたりまして、私自身の振り返りとこれからの抱負を簡単に述べさせていただきたいと思います。

まず私とスタメンとの関わりですが、スタメンが創業した2016年に学生インターンとして加わり、翌年正社員として入社しました。入社時の記事はこちらです。エンジニア未経験でベンチャーに飛び込み、今までひたすら業務の中で経験を積ませてもらいました。入社時には自分がCTOとして役割を担うことになるとは想像もしていませんでしたが、創業期はCTO小林の直下で学んでいたので、自然とCTOという役割を意識していたのも確かです。ただ自分としてのCTOのイメージは漠然としていて、「CTOになりたい」と言ってはみても、そもそも「CTOってなんだろう?」「なりたくてなっていいものなのか?」などなど自問自答を続けていました。

そんな中、入社2年目にテックリードとして技術的な意思決定に関わるようになり、3年目にはマネージャーとして開発チームの運営に関わるようになりました。テックリードとして、マネージャーとして、どうやったらスタメンに貢献できるか、中長期で私ができることは何なのか、ということを考え続けていたその延長線上にCTOというイメージが徐々にはっきりしてきました。まだまだ手探り状態ではありますが、CTOとしてスタメンに貢献できる姿に確信を持てるように、自分のあるべきCTO像を考え抜いていきたいと思います。

実際に就任してみると、失敗を誰のせいにもできない緊張感、意思決定の影響の大きさ、経営陣としての責任の重さに、ただただ身が引き締まる思いです。正直、前CTOの小林や、社外のCTOのトップランナーの方たちを見ていると同じCTOとして焦りしか感じませんし、今後は自分の限界値が組織の限界値になるプレッシャーを感じています。今はまだまだ理想とは程遠いですが、とにかく自分の成長を止めずに少しでも前進し成果を出していきたいと思います。

今後の技術的課題としては、事業の成長を加速させられるような開発スピードとクオリティの維持、事業規模拡大に備えたスケーラビリティの確保、安心してサービスを利用していただける堅牢なセキュリティ、非連続な進化を遂げるための新しい技術投資、などなど挙げればキリがありませんが、スタメン開発チームのビジョン「エンジニアリングで事業の成長を牽引する」に徹底的に向き合い、チームで前進していけるようにCTOとしてリードしていきたいと思います。

組織としては、スタメンエンジニアの価値観 Star Code にある通り、常にユーザー目線で考え、障害やプロジェクト遅延などの失敗に向き合い、お互い忖度せずに本音で語り合い、日々の自分の仕事に誇りを持てるほどのプロ意識を持ち、そして何よりもエンジニアリングを楽しむ。そんなエンジニア組織をCTOとして皆とつくりあげていきたいです。

社内外問わずスタメンのCTOとして納得してもらえる実力をつけ実績を出せるように、全力で役割を全うしていきたいと思いますので皆様よろしくお願いいたします。

最後に

スタメンエンジニア組織としては、0→1 そして 1→10 のフェーズを終え、これからはその先のフェーズ10→100のフェーズになります。プロダクトが複数になり、TUNAG の大規模化と機能拡張に向けて一層強化を進めていくタイミングなので、とてもやりがいのある面白い仕事になると思います。新しい体制で、多くのチャレンジングな技術的課題に向き合い、ユーザーに価値を届けるエンジニア募集しています!興味を持ってくれた方は是非、下記のエンジニア採用サイトを見てください。

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